と き 2024年3月10日
ところ 弁慶洞遊歩道(北海道本別町)
雪がまだ残る本別町の林内………。ところどころ雪解けと共に地表面が見えるようになってきました。久しぶりに森の中で自然の音でも聴きながら深呼吸しようと遊歩道を散策していると,とある植物の蕾がちょこんと。

フクジュソウです。残雪がある春に黄色い花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。春を告げる植物ですね。「福寿草」という漢字表記。アイヌ語でチライムンと言うそうです(十勝以外では異なる言い方をするそう)。
アイヌ語のチライムンは,「イトウの草」という意味。イトウとは魚のことです。この花が咲くとイトウが遡上する時期と言われていて,この植物の開花を目印にイトウを捕る準備を始めたそう。そのため,アイヌの人たちは福寿草を「チライムン(イトウの草)」と呼んだそうな………。

この日は1地点で5個体の蕾を確認できました。そのうち1個体は,今にも花開かせそうな状態でしたね(写真2)。3月に入り,もうそろそろ春だな〜と思っていましたが,植物たちはひと足先に春の訪れを告げてくれそうですね。
*遊歩道はまだ雪が残っていますので,散策の際は足元に十分注意してください。

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